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フランチャイズが「やめたほうがいい」「危ない」と言われる理由は?

独立開業の際の選択肢のひとつにフランチャイズ加盟がありますが、「フランチャイズはやめたほうがいい」「フランチャイズは危ない」との悪評を聞くことも少なくありません。

本当にフランチャイズは「やめたほうがいい」「危ない」のでしょうか。

その背景と、そう言われる原因を解説します。ぜひ参考にしてください。

なぜフランチャイズは「危ない」と言われる?

なぜフランチャイズは「危ない」と言われるのでしょうか。それは、すべての人が成功できるわけではなく、かつ失敗者の「嘆き」などが(場合によっては誇張されて)ネット上に掲載されるからです。

人は失敗した場合に限って、話を大きくして吹聴する傾向があります。また、失敗の原因を他責にしてしまうこともあります。なのでこれら悪評は、割り引いて考える必要があります。

さて、失敗の原因は何通りかに分類できます。一般的には、以下の3つです。

  • 悪質なフランチャイズ本部が存在するから
  • うまくやらなければオーナーの負担が大きくなるから
  • ロイヤリティがあるから

悪質なフランチャイズ本部が存在するから

すべてのフランチャイズ本部が悪質、というわけではもちろんありません。しかし、一定の割合で悪質業者が存在するのも、また事実です。それらの業者は、どのように「悪質」なのでしょうか。

悪質フランチャイズ本部を見分けるポイントは、以下のとおりです。

  • リスクやデメリットといった不利事項の説明がない
  • 資料に記載された事項の根拠があいまい
  • 担当者が契約を急がせる
  • 他オーナーからの評判が悪い
  • 詳細な会社情報がない(開示しない)

逆にいえば、上記のポイントに注意して悪質業者との契約を避けることができれば、第一関門は突破できます。

うまくやらなければオーナーの負担が大きくなるから

オーナーの負担に関していえば、そもそもフランチャイズ加盟とはいえ「独立開業」ですから、当然に負担は大きいはずです。それを開業してから「オーナーの負担が大きい。こんなはずじゃなかった。」などと嘆くのは、事前のシミュレーションが十分でなかったか、もしくは「本部におんぶにだっこ」でうまくやれるつもりだった、と言えます。

つまりオーナーの、事前準備不足・心構え不十分という問題です。

逆にいうならば開業を目指すオーナーは、フランチャイズ本部に過度に依存せず、自分自身の頭で開業から開業後のシミュレーションを行って、発生する負担のイメージトレーニングをしておく必要があります。

ロイヤリティがあるから

フランチャイズ加盟の宿命として、ロイヤリティの支払いが発生します。

悪質フランチャイズ本部であれば「法外なロイヤリティ」を要求する場合がありますが、前述チェックポイントで第一関門を突破した人であれば、その加盟先のロイヤリティは法外ではありません。

ロイヤリティには、対価として「本部によるサポート」や「ノウハウの享受」などがあり、支払いはフランチャイズシステムでの必須項目です。

またそのフランチャイズに成功している先輩オーナーがいるのであれば、ロイヤリティの多寡は失敗の原因にはできないはずです。

なおロイヤリティの方式と相場は、以下のとおりです。

(注)相場は一例であり、すべてのフランチャイズロイヤリティがこの範囲に収まるわけではありません。

<定額方式> 本部に毎月固定の金額を支払う方式

  • 飲食店:月3万円から8万円
  • リサイクルショップ:月10万円から20万円
  • パソコン教室:月3万円から10万円
  • 学習塾:月3万円から12万円

<売上歩合方式> 売上の一定の割合を本部に払う方式

  • 飲食店:売上の3%から10%
  • パソコン教室:売上の10%から30%
  • 学習塾:売上の10%から25%
  • 外語学校:売上の30%から50%

<粗利分配方式> 売上から原価を引いて残った粗利益を本部とオーナーで分け合う方式

  • コンビニエンスストア:粗利益の40%から70%

フランチャイズ経営は、やめたほうがいい?

ではフランチャイズ経営は、やめたほうがいいのでしょうか。賢明な読者の皆さんはお気づきのように、これまでみてきた失敗の原因は「失敗オーナーの甘えからでた言い訳」のようです。したがって、フランチャイズ制度をじょうずに利用すれば、明るい未来がみえてきます。

フランチャイズの仕組みは有用

ここで「フランチャイズの仕組み」について、おさらいしておきましょう。

フランチャイズとは、本部に加盟店がロイヤリティを支払って、ブランド名や看板を使う権利、経営ノウハウを受け取って事業を行うビジネスシステムのことです。

次に、フランチャイズのメリット・デメリットをみていきます。

メリット

  • 未経験でも挑戦しやすい
  • 運営に専念できる
  • ブランド力を利用できる
  • 広告宣伝してもらえる

フランチャイズに加盟すると、営業の権利、商標、経営ノウハウなどがパッケージ化された「店舗運営に必要なもの」が利用できます。また開業前研修や、開業後のフォローなど、経営のアドバイスを受けることができるため、未経験でも挑戦しやすいといえます。

また、商品開発、サービスマニュアルの作成・改定、仕入れの確保、(場合によってはスタッフ採用)は基本的に本部の役割なので、加盟店は店舗運営に専念できます。

フランチャイズ加盟店であれば、本部のブランド力により「名前が知られている」ので、顧客も安心して来店でき、リピーターの獲得も純新規開業と比べ容易です。

テレビCMやポスター広告など、費用のかかる広告をフランチャイズ本部が行ってくれるので、その宣伝効果により加盟店は集客しやすくなります。

デメリット

  • マニュアル通りに
  • 事業転換できない
  • ロイヤリティの支払い
  • ブランド力低下の影響

本部の運営マニュアルにより、「販売する商品」「サービス方針」「キャンペーン実施」「営業時間や休日」などが定められており、加盟店はこれに従う必要があります。逆に言うと、経営の自由度は狭いです。

それに関連して、事業転換できない点もデメリットでしょう。フランチャイズ加盟オーナーは契約書条件によって縛られているため、周辺環境や経済状況が変化しても、勝手に移転や業種変更はできません。契約違反行為あるいは中途解約には、違約金が発生します。

また、デメリットと言えるのかは疑問ですが、フランチャイズシステムの必須要件としてロイヤリティの支払いが発生します。思うように利益が得られない場合は、ロイヤリティの支払いが経済的負担としてのしかかります。

本部やほかの加盟店での不祥事などでブランド力が低下した場合、加盟店すべてが影響を受けるリスクがあります。また自分の店舗がブランド価値を棄損した場合、本部から損害賠償を求められる可能性があります。

フランチャイズに向いている人・やめたほうがいい人

これまでみてきたように、フランチャイズ加盟に「向き不向き」があるわけではなく、しっかり準備できれば(する気があれば)どんな人でも成功の確率は高いと思います。

以下に、特に注意すべき点を列挙します。

心構えをしっかり持つ

まずは心構えです。フランチャイズとはいえ「新規独立開業」です。個人事業主として「これからはすべて自分の責任」という自覚を持って計画をスタートさせましょう。

徹底的にリサーチする

当然のことながら、これから「自分の人生をかける」わけですから、徹底的なリサーチが必要です。フランチャイズ本部の評判、扱う商材の人気などを中心に、過剰と思われるくらいのリサーチを行いましょう。

本部に頼りすぎない

前述しましたが、「自分の事業=自分の責任」です。ロイヤリティを支払っていますので本部からのサポートは受けられますが、過大な期待は禁物です。本部にも、サポートできる限界があります。オーナーとして、あくまでも「自分の事業」であることを忘れずに事業活動を行いましょう。

運転資金を多めに準備する

フランチャイズ加盟に限らず新規事業では、予想外のことが起こります。また、当初予想売上も、達成できないかもしれません。このとき手持ち資金に余裕があれば、それなりの期間、耐え続けることができます。

半年分の運転資金の準備が必要でしょう。

不利な内容での契約締結

契約書内容を確認するのは契約の鉄則ですが、普通の人にとってビジネス契約文書を読み解くのは意外に骨が折れます。結果として「めくら判」して後悔するケースがあります。「ロイヤリティの業界平均との比較」や「テリトリー制(注)の有無」などについて確認してから契約する必要があります。

(注)テリトリー制が設けられていないと、商圏内に本部が他の店舗が出店するおそれがあります。こうなると売上が分散するので、利益が低下します。

新たなゴルフビジネス。一般社団法人日本インドアゴルフ協会

フランチャイズの失敗例と、その後

「フランチャイズの失敗例」を紹介し、どこが悪かったのか、どうすべきだったのかを解説します。

  • A氏、飲食業から「高齢者向け派遣型マッサージ」のフランチャイズ加盟
  • 研修生がブチ切れるような、異様な事前研修
  • 開業直後から、本部資料どおりの売上上がらず(というか3か月ゼロ)
  • 本部担当者が転勤し、後任なし。その後、本部サポート有料化
  • (後日判明したが)契約前に聞いた他オーナーの体験談、本部とグルでウソ話であった
  • 3か月で、フランチャイズを脱退した

不幸な事例ではありますが、厳しい言い方をするなら「事前のリサーチ不足で、悪質なフランチャイズと契約した」ということでしょう。

A氏は事前の説明会にも参加し、他オーナーの話も聞いているのですが、これでも不十分ということです。A氏は自身の反省として、「自分が知っている『フランチャイズの成功者』に話を聞き、そのフランチャイズに加盟すべきだった」と述べていました。

フランチャイズの成功例と成功率を高めるコツ

次は成功例です。

  • B氏、自動車整備業から「貴金属・ブランド品買取店」のフランチャイズ加盟
  • 知人が同じフランチャイズ加盟で成功しており、安心感があった
  • 事業説明会で「テリトリー制が設けられている」ことに安心し、加盟決定
  • 買取った商品を本部や別会社に売却するが、入金までに時間がかかるため、運転資金を多めに準備
  • 2か月目から黒字
  • B氏、フランチャイズのブランド力が強いと実感している

B氏の成功原因は、繰り返しになりますが、リサーチして、契約条件を確認し、運転資金を準備していたことです。つまり、「するべきことを、ちゃんとしていた」ということにつきます。

フランチャイズは「やめたほうがいい」ではなく「正しく学んだほうがいい」

「正しく学んだほうがいい」とは、悪評の理由や注意点、失敗例を把握することをさしています。つまり、フランチャイズ加盟を検討するときは、このレポートで説明したような「ネガティブ」な条件を一つずつつぶしていけば、成功確率はかなり高まる、ということです。

まず思い立ったなら、フランチャイズ本部へ問い合わせしてどんどん話を聞きましょう。

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