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ゴルフのパーオンとは。アマチュアのパーオン率や上げる方法を解説

ゴルフをしているとよく聞く「パーオン」。

ゴルフ初心者の中には、正直何のことだかわからない、どうしたらパーオンできるの?と考えている人も多いのではないでしょうか。

スコアを上げていくためにパーオンは狙っていくべきものですが、初心者にとって簡単なことではありません。

今回はゴルフのパーオンとは何か、そしてアマチュアがパーオン率を上げるためにはどうすべきかなどを解説していきます。

監修者 野口
ゴルフ初心者からするとパーオンは少しレベルが高いですね。まずは自分の実力にあったコース戦略を立てることが大切です!

ゴルフのパーオンとは

まずはゴルフのパーオンやパーオン率とは一体何か?について説明していきます。

パーオンとパーオン率

ゴルフのパーオンとは、ゴルフ場の各ホールで定められている既定の打数(パー)よりも2打少ない状態でグリーンにボールを乗せることです。

すなわち、パー3のホールであれば1打目でグリーンオン、パー4のホールであれば2打目でグリーンオンすることです。

パーオンをしてグリーン上でのパターを2打以内で済ませると、バーディまたはパーをとることができ、最終的によりよいスコアに繋がるのです。

そしてパーオン率とは、1ラウンド(18ホール)のうちパーオンしたホールの割合を示します。

つまりパーオン率が高ければ高いほど、スムーズにボールをグリーン上まで運べているということになります。パーオン率が高くてもパターでミスが続けば結果的にスコアは悪くなってしまうため、パーオン率が高い=スコアが高いとは限りません。

しかしアマチュアがレベルアップを図るためには、できるだけ少ない打数でグリーンへボールを寄せる努力は欠かせません。ショットの精度を上げてパーオン率を高めることで、技術やスコアも向上していくでしょう。

ボギーオンとボギーオン率

パーオンについて説明しましたが、アマチュアにとってパーオンが非常に難易度の高いものであることは事実です。

そこでまず、パーオンを目指す前の段階で意識したいのが「ボギーオン」です。

ボギーオンとは、ゴルフ場の各ホールの既定の打数(パー)よりも1打少ない状態でグリーンにボールを乗せることです。つまりパー3なら2打目で、パー4なら3打目でグリーンに乗せることを指します。

パーオンに比べ、グリーンにたどり着くまでに1打多く打つことにはなりますが、結果的にパーまたはボギーを十分狙えるでしょう。

ボギーオン率の概念はパーオン率と同様で、全ホール(18ホール)のうちボギーオンのホールがどのくらいあったかの割合のことです。

アンダーパーオンとは

パーオン、ボギーオンに加えて、「アンダーパーオン」という概念もあります。アンダーパーオンはパーオンよりもさらに1打少ない打数でグリーンオンすることを言います。

すなわち、パー4なら1打目で、パー5なら2打目でグリーンに乗せてしまうのです。グリーンオンしてから次の1打でカップインすればなんとイーグル。

ただしアマチュアはもちろん、プロの試合でもめったに見られるものではないでしょう。

アマチュアやプロのパーオン率の目安

では、アマチュアやプロのパーオン率とはどれくらいが平均になるのでしょうか。

レベル別に分けたパーオン率の目安は次のとおりです。

アマチュア(80~100)アマチュア(~79)プロ
パーオン率目安約20%約45%約53~75%

それでは1つずつ説明していきます。

100切りプレーヤーのパーオン率

ある程度ショットの精度も高まり、各ホール平均してボギーを取れる100切りプレーヤーのパーオン率の目安はおよそ20%です。

すなわち18ホールのうち、平均して3・4ホールでパーオンを達成していることになります。

パーオンしたホールでしっかりパーを取っておけば、他のホールでのボギーやダブルボギーもカバーできます。

とにかく100を切ることを目指している方はまず3回、90切りを狙う方は4回のパーオンを目標にするとよいでしょう

シングル(80切り)プレーヤーのパーオン率

では、一般的にスコア80切りで回るシングルプレーヤーのパーオン率はどのくらいでしょうか。

ゴルフで70台のスコアを狙う場合、ほとんどのホールでパーを獲得する必要があります。そのためのパーオン率の目安としては、約45%と言われています。つまり全18ホールのうち約8回はパーオンをする計算です。

ただしスコア80切りを狙うためには、パーオンしたホールを確実にパーで沈めるパッティング技術、パーオンできなくともグリーンに着実に寄せられるアプローチ精度など様々な技術が必要になります。

パーオンした8ホールをすべてパー、3ホールをパーオンなしのパーにとどめられると、残りの7ホールはすべてボギーを叩いても79とギリギリ70台をキープできる計算になります。

プロのパーオン率

最後にプロのパーオン率についても見ておきたいと思います。

国内の男子・女子プロゴルファーのパーオン率は、男女ともに1位が約75%、下位でも約53~54%となっています。(2022年7月現在)

これらの数字を見ると、やはりプロは安定してパーオンしていること、そしてパーオン率がスコアやゴルフの成績に深く関係していることがわかります。

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ゴルフのパーオン率を上げるには

ここからは、ゴルフのパーオン率を上げるためにアマチュアゴルファーがすべきことについて解説していきます。

方向性を重視した練習をする

パーオン率を上げるためには、グリーンに届くまでボールをできる限りフェアウェイにキープしておくことが重要です。

例えば1打目のドライバーショットで大きく右に打ち込んでしまった場合、足場の悪いところから難しいショットを2打目として打つ必要があるかもしれません。

ミスの修正にはより高度なテクニックや精神力が必要なため、さらにミスを呼んでしまい打数がかさんでしまう…ということがアマチュアにはありがちです。

まずはボールの方向を安定させるよう意識を改めることが大切です。

しっかりとボールとターゲットを結ぶ飛球線に対し直角に構えられているか、インサイドイン軌道で振れているかなど、自分のスイングを一度確認してみましょう。

アイアンショットの精度を上げる

多くの場合、グリーンやピンを直接狙うショットにはアイアンを用います。パーオンを狙っていくためには、アイアンで狙った距離・方向にボールを運ぶための精度の高いショットが求められます。

フルスイングをする必要はなく、80%程度のふり幅や力で打つことがおすすめです。ふり幅が大きくなるほどスイングはブレやすくなり、ミスも出やすくなってしまうためです。

コントロールを重視するならば、1つ番手の大きいクラブを使ってもよいでしょう。フルスイングが必要なクラブではなく、1番手大きいクラブで8割の力で振るようにすると、ボールの方向性などが安定しやすくなります。

パッティングの精度を上げる

グリーン上のパッティングについてはパーオンしたあとの話なので、パーオンに直接関係するわけではありません。

しかし、パーオンする根本の目的とはバーディないしパーをとることであり、そのためには1回もしくは2回のパッティングでカップインする必要があります。

アプローチでカップにボールを寄せてから1回のパットで上がる「寄せワン」が最も理想ですが、それはプロにとっても簡単なことではありません。

したがってアマチュアゴルファーの場合は、「グリーンオンしたボールを2回のパットでカップインする」練習をしておきましょう。

そうすることで、「パーオンすれば確実にパーがとれる」という自信を持った状態で堂々とパーオンを狙ってスイングすることができるのです。

パーオンを目指すために必要な考え方

ゴルフ場のグリーン

パーオンを目指すためにはもちろん技術も必要ですが、ラウンド上でのゴルフには精神面も大きく影響するのは事実。

ここでは、パーオンを目指すために必要な考え方についてご紹介します。

スコアではなく体の動きに集中する

ラウンド中はどうしてもスコアを意識してしまい、このホールでパーを取らなければいけないなどと考えてしまいがちです。

結果に固執しすぎるあまり、思い切り力を入れてスイングしてしまったり、体が起き上がってしまったりとスイングに影響が出ることもしばしばあります。

ショットを打つ時はひとまずスコアから離れ、アドレスやスイング軌道、前傾姿勢の維持など体の動きに集中するようにしましょう

一つひとつのショットを着実に精度を上げて打っていくことで、結果としてパーオンやパーに繋がっていきます。

自分のクセやミスの傾向を理解しておく

アマチュアゴルファーの場合、ボールがなかなかまっすぐに飛ばないという人も多いでしょう。

もちろん、エラーを改善して正しいスイングを身に付けることは重要ですが、スイングを安定させるには時間や練習量が必要です。

したがって、現時点での自分のクセやミスの傾向をしっかり理解しておくとよいでしょう。

例えばどうしてもフックが出てしまうのであれば、アドレスやグリップを変えてみたり、スタンス幅やふり幅を小さくするなど、ミスの被害が最小限になるように対応できます。

応急処置的なスイングの改善はあまりおすすめしませんが、ラウンド中はミスによって落ち込んでしまうよりは、少しでも前向きにスコアアップを目指して色々試してみることが大切です。

パーオンにこだわらないことも大切

ここまでパーオンはスコアアップへの重要な要素だと説明してきましたが、パーオンにこだわりすぎて大きなプレッシャーを感じてしまっては本末転倒です。

理解しておかなければならないのは、スコアを上げるためにパーオンはマストではないということ。

着実にパーを狙う上で意識したいことではありますが、パーオンに固執するよりもショットの精度を上げたり、リラックスして打つことのほうが大切です。

たとえパーオンに失敗しても、根気強くパーを狙ったり、次のホールでの挽回に全力を注ぐなど気持ちを切り替えるようにしましょう。

アマチュアゴルファーはパーオンよりボギーオンを意識しよう

ここまでパーオンの狙い方や狙う上での考え方などを説明してきました。

ではゴルフを始めたばかりのアマチュアゴルファーは、ひたすらパーオンを狙って練習すればよいのでしょうか。

アマチュアゴルファーにとってパーオンは難易度が高い

アマチュアのパーオン率からも分かる通り、アマチュアゴルファーにとってパーオンをとることは簡単ではありません。

特にまだ100を切ったことのないアマチュアゴルファーの中には、ミスショットが多くとてもパーなんて目指せないという方も多いでしょう。

そのような場合は無理にパーオンを狙うのではなく、ボギーオンを意識してプレーしてみましょう

パーオン率ではなく、まずは18ホールのうちどれだけボギーオンできたか(ボギーオン率)を指標にしてプレーするのがおすすめです。

100切りを目指すならダブルボギーペースを掴もう

もうすぐで100を切れる!早く100を切りたい!という段階にいる方は、ダブルボギーペースを掴みましょう。

1ラウンドにおいて、全ホールボギーであった場合はトータルスコア90、全ホールダブルボギーの場合は108です。

つまり、ホールの半分はボギー、残り半分はダブルボギーをとってもぎりぎり100を切ることは可能なのです。

ゆえに、ボギーオンを狙ってあわよくばパー、難しければボギー、ミスをしてしまってもダブルボギーにとどめられるようになれば100の壁突破が見えてくるでしょう。

スコアをまとめる練習はコースレッスンが最適!

パーオンやボギーオンを狙うとひと口に言っても、そのためには日々の練習でどれだけ本番に活きる技術を体得できるかが鍵を握ることになります。

しかし、自分は何を改善・意識すべきなのかを自力で見つけ出すには、時間や労力が必要でしょう。

スコアを少しでも早く効率的にまとめたいと考える場合は、コースレッスンを受けてみるのもおすすめです

コースレッスンとは、実際にゴルフ場でコースを周りながらプロのコーチがあなたのスイングや戦略についてアドバイスしてくれる場です。あらかじめパーオンを狙いたいなどと目標を伝えておくと、それに沿ったアドバイスやサポートをおこなってくれるでしょう。

ぜひ今日からパーオンやボギーオンを意識して、ゴルフのスコアアップをの計画を立ててみてくださいね。

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