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ゴルフのコースマネジメントとは?100切りのための戦略の立て方とは

ゴルフのスコアをよくするためには、技術の向上はもちろん、コースでのスコアの組み立て方を考える必要があります。

スコアを組み立てることをコースマネジメントといいます。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、難しく考えることはありません。例えば「100を切るためには、ダブルボギーが9ホールとボギーが9ホールまで許される」と考えてみるだけでも立派なコースマネジメントです。

この記事では、コースマネジメントの基本的な考え方や戦略の立て方について具体的に解説していきます。

監修者 野口
スイングや打ち方をマスターするのも大切ですが、ラウンドでスコアを伸ばしたいならコースマネジメントは必須です!まずは基本から学んでいきましょう!

ゴルフのコースマネジメントとは

コースマネジメントとは、事前にコースを調べて、各ホールを自分の技量だったらどれくらいのスコアで上がってこられるのか、また目標スコアを切るためにはどう攻めるべきかを計算しておくことです。

よく知っているコースであれば「頭の中でコースをイメージしながら、注意するホールと攻めるホールを分ける」、初めて回るコースであれば「狭くて短いホールならアイアンでティーショットする」「コースが分からないので見えるところを狙う」など、自分ができることをイメージすることもコースマネジメントのひとつです。

もう少し細かくみていきましょう。

ゴルフのコースマネジメントの基本的な考え方

コースマネジメントの基本は、自分の技量を把握することから始まります。

自分の技量とは飛距離や曲がる方向だけでなく、現時点では10球のうちナイスショットが打てるのは何球か、何割の確率でイメージ通り打てるのかなども含まれます。

コースマネジメントの基本は以下の3つです。

  • 自分の番手ごとの飛距離、曲がり幅、得意なクラブを把握する
  • コースレイアウトを把握する
  • 自分のレベルに合った目標で組み立てる

それぞれ解説します。

自分の番手ごとの飛距離、曲がり幅、得意なクラブを把握する

自分のゴルフにおける技量や特徴が分かっていなければ、コースマネジメントは成り立たちません。

練習場や今までの経験から、飛距離や曲がり幅など自分の技量を把握しておきましょう。

また得意クラブを作ることも大切です。想定よりもプレーがうまくいかず困ったときに得意クラブで打つようにすれば、巻き返しが効く場合があるのでコースマネジメントも楽になります。

コースレイアウトを把握する

何度も回ったコースであれば自然とコースレイアウトが頭に残っていると思いますので、頭の中で「このホールはここに注意が必要」や「前回はここで失敗したので攻め方を変えてみよう」などイメージしておきましょう。

初めてのコースであっても、事前にインターネットなどでコースレイアウトを手に入れられる場合がほとんどです。

コースをイメージしながら、ホールの距離やバンカー池などのハザードを考慮して狙っていける、無理して狙わないなどの作戦を立てておきましょう。

自分のレベルに合った目標で組み立てる

初心者が80台で回るようなコースマネジメントをしても、技術が足りないので、それが正しいとはいえません。

初心者であれば、前回のスコアより5打から10打よくなるような組み立て方がよいでしょう。

プロや上級者でも100%イメージ通りに打てるわけではないので、ミスをすることも想定してコースマネジメントしていきましょう。

なぜコースマネジメントが必要なのか?

ゴルフは自分との戦いが必要なスポーツだといえます。

ほかのスポーツでも前もって戦略を立てますが、相手が格上だったり、自分より優れた戦略を相手が立てていたりする場合は、結果につながらないこともあるでしょう。

ゴルフはほかのスポーツと違い相手がいないので、すべて自分に責任があるスポーツです。

そのため、前もってコースマネジメントを組み立てることがスコアアップに大いに役立ってくるのです。

上級者になればなるほど、コースマネジメント力が高く、コースマネジメントを重要視しているといえるでしょう。

コースマネジメントでスコアをまとめるコツは?

マネジメントでスコアをまとめるコツは、ミスショットの想定をしておくことです。

練習場でコースの状況をイメージしながら、自分はどれくらいの確率でミスをするのかを前もって知っておきましょう。

その確率を考慮したうえで、目標スコアをだすにはどのようなマネジメントが必要なのかを考えることが大切です。

そして、組み立てたコースマネジメントを最後までやりきることが、スコアをまとめるコツといえます。

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コースマネジメント戦略の立て方・攻め方

コースマネジメントは本番前日までに攻め方を組み立てる場合もあれば、当日ティーグラウンドに立って状況を把握したうえで組み立てる場合もあります。

天気や風により状況が変わるのがゴルフの特徴なので、最終的にはティーグランドに立ってから判断するのですが、前日に天気予報など調べておくことも大切です。

ここからは、実際にコースマネジメント戦略をどのように立てればいいのか、3つのポイントに分けて紹介します。

ティーショット

まずはティーショットに関する戦略です。

前日までにコースレイアウトを見て、距離やOBの場所・池やバンカーなどのハザードの場所を把握しておき、自分の飛距離を考慮してティーショットで使うクラブを決めます

このとき、グリーンから距離を逆算して組み立てていくとティーショットで使うクラブが決めやすくなります。そのためにはグリーンを狙いやすい距離を把握しておくことが大切です。

都度適切な戦略を立てていれば、ティーショットでドライバーばかり使う必要がなくなります。

トラブルショット

トラブルが発生した際にどのように対処するかも戦略のひとつです。ゴルフではミスショットがつきもの。

林の中やバンカーから打つ場合もあるので、そのときに無理をしてでも狙うのか、安全な場所を狙うのかなど、トラブルが起きたときの対処法をあらかじめ決めておきましょう

例えば林の中から打つ際に、わずかなすきまからグリーンを狙うのか、安全に横へだして次のショットにかけるのかなどを決めておけば、落ち着いて対応できますね。

風や天気を考慮した攻め方を考える

前日から戦略を立てていても、「当日の気候が変わって戦略どおりに攻めきれなかった……」というケースはよくあります。

ゴルフは風や雨などの影響が出やすいスポーツなので、複数の戦略パターンを考えておき、当日ティーグラウンドに立った時に最終判断をしましょう。

以下の3パターンがおすすめです。

  • アゲインスト(向かい風)
  • フォロー(追い風)
  • 無風のとき

ゴルフをするうえで風の影響は大きく、攻め方も変わってくるので、風を考慮した3つの選択肢を用意しておくと安心です。

100切りのコースマネジメントで押さえるポイント

18番グリーン

ゴルフ初心者の多くが目標にしている100切り。

たくさん練習しているのになかなか100を切れない方は、コースマネジメントがうまくできていないのかもしれません。

コースマネジメントといっても、状況に応じた考え方ラウンドトータルで目標スコアに近づける考え方の両方が必要です。

ここからは、100切りするためのコースマネジメントの考え方について紹介していきます。

ラウンドトータルで考える

100を切るためには、ボギー9ホールとダブルボギー9ホールでトータル99を目指す必要があります。

そのため、基本的にはボギーペースで回ることを意識し、9回まではダブルボギーが許されると思えば、気持ちも楽になるでしょう。

実際にはパーやバーディーがとれることもあるので、その際は「貯金ができた!」と思えばさらに気持ちに余裕ができます。

パッティングの考え方

スコアが100以上の方のほとんどはパット数が多い傾向にあります。3パットは当たり前、4パットも1ラウンドで2回から3回はあるのではないでしょうか。

パッティングを減らすことはスコアを縮める最短の方法です。1パットで入れようとはせず、どの距離でも2パットで上がれるように組み立てましょう。

2パットでカップインするためには、うまくグリーンに乗せる必要があります。グリーンへの乗せ方として意識したいのは以下の2点です。

  • グリーンに乗せるときには必ず上りの簡単なパットが残るようにする。
    • 前もってグリーンの形状を把握しておきましょう
  • グリーンを狙う時は手前から転がしてのせる。
    • 転がしてのせることで次のパッティングのラインの参考になります

以上の2点をコースマネジメントとして意識するだけでパット数が激減するでしょう。

アプローチの考え方

アプローチは状況によって異なりますが、できるだけ転がしてグリーンに乗せるようにしましょう。

次のパッティングラインの参考になったり、どれくらい転がるかなどが分かるからです。

プロみたいにスピンをかけたいとか、カップにいれたいなどの欲を出さずに、2パットで上がるためのアプローチに徹しましょう。

ティーショットの考え方

パー4(ミドルホール)やパー5(ロングホール)でドライバーしか持たない人は多いですが、コースマネジメント的にみれば好ましくありません。

グリーンから飛距離を逆算した結果ドライバーが必要ならよいですが、ドライバーは大きく曲がりOBになるリスクも高いです。

100切りで大切なのは、ティーショットでOBをだすリスクを減らすことです。

コースマネジメントがしっかりできる上級者は、ティーショットでドライバーばかり使う人はあまりいません。

たとえば、400ヤードのパー4でドライバーの飛距離が200ヤードの人でしたら現実的に3打目が勝負になります。

ティーショットをユーティリティクラブなどで約170ヤード、2打目をアイアンで約150ヤード打てれば、3打目でグリーンを狙えるでしょう。

【参考】80切りや90切りのコースマネジメント

スコアが70台や80台でラウンドする人はどのような考え方をしているのでしょうか。

ここからは、ゴルフ上級者のコースマネジメントの考え方について3つ紹介します。

3パットはしないようにする

上級者は、いつでも1パットで決めようとするわけではなく、残り距離や難易度によって2パットで狙うか1パットで狙うかを決めています。(ちなみに90を切る人の1ラウンドの平均パット数は30前後です。)

ティーショットで無理をしない

OBを打つだけで2打無駄にしてしまうので、上級者はOBのリスク回避を優先します。

また次のショットが打ちやすくなることも同時に考えているのです。

安定して70台でラウンドする人は、ミスしたときのことまで考え、ミスショットでも大ミスにならないようにしています。

パーをとるホールとボギーでも仕方ないホールを区別している

ゴルフ場はコースやホールによって難易度が異なります。

そのため上級者は、前もってこのホールは「パーをとれる」とか「ボギーでも仕方ない」といったように各ホールの区別をしており、1ラウンドのトータルで帳尻を合わすようにしています。

初心者なら、ボギーで上がるホールとダブルボギーで上がるホールを分けて考えるとよいでしょう。

コースマネジメントを学ぶならゴルフスクールのコースレッスンがおすすめ

ゴルフレッスンには練習場でおこなうレッスンと、実際にコースに出てレッスンプロと一緒にラウンドしながらおこなうコースレッスンがあります。

練習場のレッスンではコースマネジメントを教えることはほとんどなく、スイングや打ち方のレッスンがメインです。

一方で、コースレッスンではスイングや状況判断、コースマネジメントといったスコアアップに必要なことを多く教われます。

「練習場ではうまく打てているのに、コースではうまくいかずに100が切れない……」という方はコースレッスンを受けてみるのもよいでしょう。

ゴルフの初心者がコースマネジメントするのは難しい

自分でコースマネジメントを組み立てるのは上級者でも難しいので、初心者ならなおさらです。

なぜなら、ゴルフ初心者は自分のレベルを正確に判断することが難しいからです。

コースレッスンでは、ミスしたときの対処法やトラブルが起きたときの考え方まで、実戦に役立つレッスンを受けられます。

初心者の方のレベルに応じたコースマネジメントを学べることがコースレッスンの最大のメリットといえるでしょう。

コースレッスンでコーチと一緒にコースマネジメントをしてみよう

コースレッスンは練習場のレッスンよりも割高の場合もあります。

しかし、練習場では教わることのできないコースマネジメントが学べるので、価値の高いレッスンだといえるでしょう。

ゴルフ初心者であれば、練習場のレッスンとコースレッスンを併用して受けることで飛躍的なスコアアップが期待できます。

また、レッスンを受けるときは、恥ずかしがらずにどんどん質問しましょう。コーチは質問されたほうがレッスンもしやすく、生徒側は分からないことをひとつずつ解決していくのが上達への近道になりますよ。

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