ゴルフクラブの飛距離一覧！番手別の目安や、年代別の平均をまるごと紹介

ゴルフをやっていると、自分の飛距離が平均と比べてどうなのか気になりますよね。平均を下回っている場合は、飛距離を伸ばしたいと考えるはずです。

また、飛距離の目安はクラブによっても異なります。クラブごとの飛距離の目安を把握しておけば、どのクラブでの練習に注力すればよいかも見えてきます。

この記事では、ゴルフクラブの番手ごとに平均飛距離と目安を紹介します。また、飛距離を伸ばすためのポイントや具体的な方法も解説しているので、今後の練習に活かしてくださいね。

ただ力まかせに振っても飛距離が伸びるわけではありません。正しい体の使い方やクラブの特性を理解してスイングすることが大切です。

【番手別】ゴルフクラブの飛距離目安一覧

初めに、各クラブの飛距離目安を紹介します。

ここでは、ドライバー、3番ウッド、ユーティリティ、5〜7番アイアンの飛距離を紹介します。

（クラブの飛距離はロフト角によって変わります。同じ番手でもメーカーや使用クラブによってロフト角は異なるので留意しておきましょう。）

ドライバーの飛距離目安

ドライバーはもっとも飛距離が出るクラブです。

ティーショットで使うクラブのため、飛距離によって2打目以降の戦略にも影響します。

そんなドライバーは、男性では230ヤード程度、女性では170ヤード程度が目安です。

3番ウッドの飛距離目安

ドライバー以外のウッドは、ティーショットやフェアウェイから使用します。

ウッド系のクラブは飛距離が出やすい一方で、ラフでは使いづらく、使いこなすまでには相応の練習が必要なほどです。

飛距離が出るので、ロングホールでのセカンドショットや短めのホールでティーショット時に使われます。

飛距離の目安は、男性は215ヤード、女性は150ヤード程度です。

ユーティリティの飛距離目安

ユーティリティはロングアイアンの代わりに使用する目的で開発されたクラブです。

ウッドとミドルアイアンの中間くらいの飛距離が目安になります。

ウッドより距離は出ませんが、4番アイアンなどのロングアイアンに比べて操作性が高いため、使用率も高いクラブです。

飛距離の目安は、5UTで男性なら170ヤード程度、女性なら110ヤード程度です。

5番アイアンの飛距離目安

5番アイアンの飛距離はユーティリティと同程度です。どちらを使うかは好みによって分かれます。

5番アイアンは、アイアンの中でもロングアイアンに分類されるため、飛距離が出やすい反面、扱いづらさのあるクラブといえます。

そんな5番アイアンの飛距離ですが、男性なら150〜160ヤード、女性なら100〜110ヤードが目安です。

6番アイアンの飛距離目安

6番アイアンは後述する7番アイアンと同じくミドルアイアンと呼ばれます。方向性が安定しやすく、狙った範囲に落としやすいという特徴があります。

一方で、飛距離に関してはロングアイアンと比べると10〜20ヤードほど劣ります。

一般的にはセカンドショット以降、グリーンに寄せたり、乗せたりする目的で使用されることが多いクラブです。

飛距離の目安は、男性は140〜160ヤード程度、女性なら90〜130ヤード程度です。

7番アイアンの飛距離目安

7番アイアンの平均飛距離は6番アイアンより10ヤード程度短くなります。

使用するタイミングや特性は6番アイアンとほとんど変わりません。

男性は130〜150ヤード、女性は80〜120ヤード程度が飛距離の目安です。

ゴルフ初心者の飛距離はどれくらい？

初心者は経験者に比べて飛距離が出ないことが多いでしょう。

人にもよりますが、経験者の平均飛距離から20ヤード引いた距離が、初心者の飛距離目安となります。

飛距離が出ないのは、スイングが定まっておらず芯に当たらなかったり、スイングの力が逃げてしまったりすることが原因です。

記事の後半には、飛距離を伸ばすポイントを解説しているのでぜひ練習に活かしてみてください。

年代・男女別！ゴルフクラブの平均飛距離

ゴルフの飛距離は男女や年代によって多少違いが出てきます。

一般的には筋力の多い若い男性のほうが飛距離が出やすく、年配の方や女性は飛距離が出づらいでしょう。

ただし、飛距離に関しては技術や努力でカバーできることも多く、女子プロがアマチュア男性よりも飛距離が出せるように、非力な方でも飛距離を伸ばすことが可能です。

ここでは男女、年代別の平均飛距離を紹介します。

男性の平均飛距離

年齢を重ねるごとに飛距離が低下する傾向にあります。これは、筋力の低下が原因です。

ただし、この数字はあくまでも平均であるため、効率の良いスイングを習得して飛距離を維持している人がいるのも事実。

とはいえ、「50代後半から60代にかけて飛距離が落ちた」という意見は多く、高齢になると飛距離が出づらくなる傾向にあります。

女性の平均飛距離

女性は男性に比べて筋力で劣ることも多いため、飛距離が出づらい傾向にあります。

とはいえ、力のある女性や、ボールの芯に当てるのがうまい女性は平均より飛距離を出しやすいです。なかには、男性平均と遜色ない飛距離を出せる人も。

芯に当てることや、ヘッドスピードを上げることで飛距離を伸ばせるようになるでしょう。

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ゴルフクラブの飛距離を左右するものは？

せっかくゴルフをするなら平均以上の飛距離を出せるようになりたいですよね。

とはいえ、力まかせにスイングをしても飛距離は伸びません。まずは、飛距離を伸ばすために必要な項目について理解しておきましょう。

ゴルフクラブの飛距離は以下の主に以下の5つによって左右されます。

• 正しいスイングができているか
• クラブ（シャフト）のしなりを使えているか
• 十分な筋力を持っているか
• 身体の柔軟性
• ミート率

それぞれの項目について詳しく解説します。

正しいスイングができているか

ゴルフの飛距離を伸ばすには、全身の力をうまく使って正しいスイングをすることが大切です。手打ちや腰の回転が使えていないスイングでは、ヘッドスピードが上がらず飛距離が伸びません。

また、間違ったスイングではスライスやフック、ダフリなどさまざまなミスにも繋がります。そういったミスショットも飛距離を落とす原因になります。

正しいスイングはミスを減らすだけでなく、飛距離を伸ばすためにも身につける必要があるでしょう。

クラブ（シャフト）のしなりを使えているか

ゴルフクラブのシャフトはしなるようにできています。このしなりをじょうずに使えるかどうかで、飛距離が変わります。

シャフトにはそれぞれ「硬さ」があり、自分のヘッドスピードに合った硬さのシャフトを選ぶことで、シャフトが適度にしなって飛距離アップにつながります。

基本的には、ヘッドスピードが速くなるほど硬いシャフトのクラブが合うようになります。

ただし、シャフトがしなりすぎると安定しなくなるため、自分のヘッドスピードを確認しながら選ぶようにしましょう。

十分な筋力を持っているか

筋力もゴルフの飛距離を左右するポイントの1つです。

ゴルフで飛距離を伸ばすには、下半身と体幹の筋力が重要です。下半身が強くなることで、スイングの土台が安定し、腰の回転が速くなります。

また、体幹が強ければスイング軸がブレなくなり、より正しいスイングをしやすくなります。

ただし、筋力があればあるほど飛距離が伸びるわけではありません。あくまで、正しいスイングができていることが前提です。

スイング改善やクラブの買い替えが済んでいるのにもかかわらず、飛距離がどうしても伸びない方は、筋力トレーニングを取り入れてみるのもよいでしょう。

ゴルフで飛距離を伸ばすために意識したいポイント

ここでは前章のポイントを踏まえ、ゴルフの飛距離を伸ばすには具体的に何をしたらよいかについて、解説していきます。

具体的な対策は以下の3つ。

• スイング改善を行う
• 自分に合ったクラブを使う
• 筋力トレーニング・柔軟体操を行う

それぞれ解説します。

スイング改善を行う

飛距離を伸ばすためにまず行いたいのは、スイングの改善です。飛距離に悩むゴルファーのほとんどが、スイングに課題を抱えています。

スイング改善を行うと、スライスやフックなどの飛距離が落ちる原因となるミスが減り、芯にボールが当たるようになるため飛距離を伸ばせます。

手っ取り早くスイング改善がしたい場合、以下の方法が効果的です。

• 自分のスイングを撮影して改善していく
• タオルを使ったスイング練習でクラブがしなる感覚を掴む

もっとも手軽なのは、自分のスイングの撮影、確認を繰り返し行い、改善していくことです。客観的に自分のスイングを見ることで、問題点に気づけるようになります。

ただし、この方法で改善していくには正しいスイングがどのようなものかを知っている必要があります。まだ知識が浅い初心者の場合は、ゴルフのうまい人やレッスンプロに見てもらうほうがよいかもしれません。

タオルを使ったスイング練習では、クラブがしなる感覚と全身を使ったスイングの感覚をつかめます。

やり方は簡単。長めのタオルの先端を結び、結んでいない側を持ってスイングするだけです。

正しくスイングできていれば、バックスイングからの切り返しやフィニッシュのタイミングでタオルが首に巻き付きます。

どちらも手軽にできる練習方法なのでぜひ実践してみてくださいね。

クラブフィッティングなどで自分に合ったクラブを使う

自分に合ったクラブに買い替えるだけで、飛距離が10〜20ヤード伸びることもあります。

特にシャフトは種類が豊富です。最近では、純正ではなくカスタムシャフトを選択することも当たり前になってきており、クラブフィッティングを受ける人が増えています。

飛距離を伸ばすためには、クラブ選びも重要なのです。

筋力トレーニング・柔軟体操を行う

ゴルフでは特に、下半身と体幹の強さが飛距離を左右します。そのため、下半身や体幹のトレーニングを行えば飛距離が伸びる可能性が高まります。

スイング改善やクラブの買い替えに比べると、直接的な対策ではないように感じますが、近年では筋トレに力を入れるプロゴルファーも増えており、本気で飛距離を伸ばすためには無視できない対策です。

また、飛距離を伸ばすためには、柔軟に体を使うことも重要。力任せで打つよりもしなやかなスイングのほうが飛距離が出やすいのです。そのため、日ごろから柔軟体操やストレッチを欠かさないようにしましょう。体が柔らかくなればけがの防止にもなりますよ。

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ゴルフでクラブごとの飛距離を伸ばすにはゴルフスクールに通うのがおすすめ！

ゴルフで飛距離を伸ばすには正しいスイングを身につけることや、自分に合ったクラブを使うことが重要です。

しかし、初心者のうちは独学で正しいスイングを身につけるのは難しいですよね。

そんなときはゴルフスクールの通うのがおすすめです。ゴルフスクールでは、経験豊富なインストラクターから第三者目線でスイングの課題を指摘してもらうことができ、最速での上達が可能です。

また、各々が抱える悩みや課題に柔軟に対応してくれるため、特定の悩みを解決したい場合も効果的。

もちろん飛距離に関する悩みも相談できるため、飛距離の伸び悩みを課題として捉えている方は、ぜひ一度無料体験レッスンから参加してみてはいかがでしょうか。