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ゴルフで右手は添えるだけがベスト?マメができないように力を抜く方法は?

ゴルフ初心者のなかには、「ゴルフは右手は添えるだけでよい」というアドバイスをされたことがある方も多いのではないでしょうか。

なんとなく、クラブは力強く握ったほうが飛距離が出たり、打球が安定したりするような気もしますよね。

しかし、実際には力を抜いて握ったほうがさまざまなメリットがあります。

この記事では、適切な右手の握る強さや右手の力を抜く方法などについて解説していきます。

監修者 野口
ゴルフ初心者の方はクラブを強く握りすぎる傾向がありますね。ゴルフは力まかせのスポーツではないので、正しい握り方を習得してさらなる上達を目指しましょう!

ゴルフのグリップ時に右手、添えるだけでいい?

ゴルフをやっている方の多くは右利きでしょう。そのため、利き手である右手で握る力が強くなりすぎてしまうのは珍しくありません。

実際は、右手(左打ちであれば左手)にはほとんど力を入れないくらいで握ったほうがよいとされています。

ここでは、右手の力を抜いたスイングのメリットなどについて解説していきます。

右手主導のスイングが基本?

ゴルフでは、右手主導のスイングや左手主導のスイング、両手で打つスイングなどスイングにおいてさまざまな考え方があり、必ずしもこれが正解!というものがあるわけではありません。

一昔前は、左手主導のスイングがよいとされていました。左手主導のスイングでは、スイング軌道が安定することやミート率が上がるといったメリットがあったためです。

その後、デビッド・レッドベターというレッスンプロの新しいスイング理論などの広まりにより、右手を活かしたスイングが注目されるようになります。

右手主導のスイングは、利き手を活かしたスイングになるため、飛距離を出しやすいなどのメリットがあります。

一方で右手を使いすぎることでスイングが不安定になることもあります

先述したとおり、どちらがよいという正解は無いため、自分に合ったスイング方法を見つけることが大切です。

右手に力が入らないグリップのメリット

右手に力を入れずに添えるようにグリップすると、さまざまなメリットがあります。

メリットは主に以下の2つです。

  • 切り返しがスムーズになる
  • タメが作れて飛距離が伸びる

それぞれ詳しく解説します。

切り返しがスムーズになる

右手を強く握りすぎると、スイングにブレーキがかかります。その結果、切り返しが上手くいかずにヘッドが止まってしまいます。

ヘッドが止まってしまうことによって、ヘッドスピードが落ちるので飛距離が出ません。それだけでなく、右肩が突っ込んでしまうことでヘッドの軌道が狂ってしまうこともあります。

右手を添えるように脱力することで、このブレーキがなくなりスムーズな切り返しをおこなえるようになります

タメが作れて飛距離が伸びる

ゴルフのスイングではタメを作ることが重要です。タメをしっかり作ってあげることで飛距離アップやショットの安定に繋がります。

右手の力を抜くことで、ダウンスイング時に手首のコックが維持されるため、そこにタメが生まれます

右手をギュッと握ってしまうと、このタメを作りづらくなるのです。

ゴルフスイングで右手が強すぎるとどうなる?

逆に、右手を強く握りすぎるとどんなことが起こるでしょうか。先述したとおり、右手を使いすぎることでスイングが不安定になることがあります。

ここからは、右手を強く握りすぎることや右手を使いすぎることによって起こりやすくなるミスについて解説していきます。

右手を使いすぎるとコントロールが悪くなる

右手を強く使いすぎると、コントロールが悪くなります。

右手主導のスイングでは、右手を上手に使うことで飛距離を伸ばすといった効果がありますが、フェースのコントロールが難しくなるため、狙ったところに打ちづらくなります

コントロールが悪くなると、ティーショットやセカンドショットでラフやバンカーにはまりやすくなります。その結果コースマネジメントがしづらくなるので、スコアにも大きな影響を及ぼすでしょう。

また、アプローチでもピンに向かって打てなくなるため、パッティング数も多くなってしまうでしょう。

強く握りすぎるとマメや皮むけの原因に

右手に限らず左手にも言えることですが、クラブを強く握りすぎると、手にマメができたり皮むけが起こったりする原因になります。練習量によっては、強く握っていなくてもマメや皮むけが起こることがありますが、強く握りすぎていることが原因の可能性もあります。

マメや皮むけが起こる場所を確認することで、力を入れすぎているのか練習しすぎなのかを判断できます。

特に、右手の親指の下や人差し指の関節の間にマメができる場合は、強く握りすぎている可能性が高いです。

右手主導のスイングになると、トップでクラブヘッドの重みを右手親指で受けてしまい、そのまま切り返しに入ります。そのため右手親指の周辺にマメができるのです。

また、人差し指にマメができるのも、余分な力が入っている可能性が高いです。

逆に、手のひらや小指の付け根あたりにできるマメであれば、グリップが間違っている可能性は低いでしょう。

ひっかけや強いフックの原因になることも

インパクト時に右手を強く握りすぎると、フェースが急激に返り、ひっかけや強いフックが出やすくなります。先述したとおり、右手を強く使いすぎるとフェースのコントロールが難しいため、こういったミスにつながるのです。

逆に、フェースが開きっぱなしで返せずにプッシュスライスの原因になることもあるでしょう。

右手の握りが強すぎることによって起こるミスはさまざまであり、次のプレーを設計しづらくしてしまいます。結果として、コースマネジメントがうまくいかず、大たたきしてしまった…なんてことにもなりかねません。

右手は添えるだけを意識して、ゆったり振るようにしましょう

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正しい右手の握り方と右手の力を抜く方法

右手を強く握りすぎると、さまざまなミスを起こしやすくなります。スコアに直接影響を与えるミスもあるため、なるべく右手の力は抜いておきたいですよね。

ここからは、正しい右手の握り方と右手の力を抜く方法について紹介していきます。

右手の握り方

みなさんはクラブを握るとき右手をどうしているでしょうか。

初心者の方がやりがちな間違った握り方として、右手をかぶせすぎてしまう場合下から握ってしまう場合があります。右手をかぶせすぎると、インパクト時にフェースが返りづらく、フェースが開いた状態になりやすいです。そのため、プッシュスライスの原因になることがあります。

また、右手を下から握るように握ってしまうと、インパクト時にフェースがかぶり、ひっかけやフックの原因になることがあります。

右手を下から握ると、右肩が下がります。一見すると脱力したよいアドレスにも見えるのですが、インパクト時に力みやすくなり、フェースが返りすぎてひっかけてしまいます。

こうしたミスを防ぐため、右手を握るときは手のひらを真横から合わせるように握りましょう。手のひらがターゲット方向を向いていることで、インパクト時のフェースがスクエアになりやすくなります。

スライスやひっかけに悩む方は右手の握り方を再確認してみてください。

右手の力を抜く方法

グリップ時に、どうしても力が入って右手を強く握ってしまうという方もいるでしょう。

ここでは、簡単に右手の力を抜く方法を2つ紹介します。どうしても力が入ってしまう方は試してみてください。

肘を緩める

まずは肘を緩めるという方法です。

手に力が入ってしまっている方は、肘がピンと伸びている可能性があります。また、手の力を抜くことを意識してもなかなかうまく抜けない場合もあります。

そんな場合は、肘を緩めるように意識してみてください。肘を緩めることで連動して手の力も緩めることができるはずです。

一度力を入れて抜く

2つ目は一度力を入れてフッと抜く方法です。一度、ギュッと握るように強く握った後に力を抜くと、自然に力を抜いたグリップができます。

1つ目の肘を緩める方法と合わせておこなうことで、より簡単に力を抜いてグリップできるようになるでしょう。

なかなかグリップの力が抜けなかった方はもちろん、今まであまり握る強さを意識していなかった方も試してみてください。

右手と左手の割合は3:7を意識する

右手と左手の握る強さの割合は、3:7くらいを目安にするのがよいでしょう。

右手は強く握りすぎるとさまざまなミスの原因になりますが、握りが弱すぎても飛距離の低下などにつながります。

スイングのなかで右手がアシストできるような握り方がベスト。

ただし、3:7はあくまでも目安の1つなので、自分が一番握りやすくスイングが安定する握り方を見つましょう。

ゴルフで右手の力の抜き方が身につく練習方法

ゴルフのグリップをする女性

続いては、右手の力を抜いたスイングを身につけるための練習方法を紹介していきます。

右手を強く使いすぎないスイングを身につけることで、ショットの安定につながるため、ミスを減らしたい方は必見です。

今回は以下の2つの練習方法を紹介します。

  • 左手のみでの素振り
  • ゆるゆるグリップを意識する

左手のみでの素振り

1つ目は左手一本で素振りをする方法です。難易度は少々高めですが、左手主導で右手をほとんど使わないスイングの感覚を身につけることができます

左手一本で素振りをするためには、体全体を使わないとクラブを振れません。右手の力に頼ったスイングをしていた場合は、まともに振れないかもしれません。

まずは小さなスイングからでよいので、左手一本でフルスイングができるようになるまで練習しましょう。左手一本でのスイングには、ゴルフのスイングの基本が詰まっています。

ポイントは、左手の筋力に頼ってクラブを振らないことです。筋力のある男性は、左手だけでもクラブを振れてしまう場合があるので注意しましょう。

左手一本で振れるようになったら、右手を添えるようにして同じように振ってみましょう。そうすると右手を使いすぎていたことに気がつくかもしれませんね。

ゆるゆるグリップを意識する

2つ目はゆるゆるグリップを意識することです。

グリップを握る強さの表現はさまざまですが、ひよこや小鳥を握る(包み込む)くらいの強さと表現されることがあります。つまり、ほとんど握らないゆるゆるなグリップです。

ゆるゆるグリップで握れると、ヘッドスピードが上がったり、ミート率が上がったりなどさまざまなメリットが期待できます。

最初はクラブがすっぽ抜けそうだったり、安心感がなかったりと不安な要素もあるかもしれませんが、思い切ってゆるゆるグリップで振ってみましょう。

参考:実際のプレーでも右手を使わない場合がある?

左手一本で振る練習について触れましたが、実際のプレーでも左手だけで振ることはあるのでしょうか?

まず、ルール的には左手一本で振ることは問題ありません。実際に、プロの選手でもプレーで右手を使わず打つシーンを見かけることがあります。

プレー中に左手一本で振ることで、右手を強く使いすぎているときの矯正や、体を使ったスイングができていない場合のスイング矯正に役立ちます。

ただし、慣れていない人が急に左手一本で打つのはリスクが高いので、まずは練習経験を積みましょう。

ゴルフ初心者はグリップを強く握りがち

特にゴルフ初心者はグリップを強く握りすぎる傾向があります。

体全体を使ったスイングができない方が多いため、腕の力で振ろうとした結果、グリップが強くなってしまうようです。

グリップは強く握ればいいわけではない

グリップは強く握ればよいというわけではありません。なんとなく強く握ったほうがボールが飛びそうな気がしますが、それは間違いです。強く握ることで無駄な力が加わりスイングが安定しないことのほうが多いです。

また、ヘッドの走りを邪魔する原因にもなるので飛距離も出しにくくなります。

このようにグリップを強く握りすぎてしまうとデメリットが多くなります。

右手を添えるだけのスイングがわからない場合はレッスンのプロに相談しよう

右手を添えるだけの感覚を掴むのは初心者にはなかなか難しいものです。

そんな場合はゴルフスクールでレッスンのプロに相談するのがもっとも近道だといえるでしょう。ゴルフスクールであれば、右手の握り方や握る強さなど、自分ではなかなか気が付かないところでも、第三者の視点から指摘してもらうことができます。

もちろん、右手の握り方以外にもスイングの基礎を教わることができるため、初心者の方には特におすすめです。

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