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皆様、こんにちは。
夏に近づき、最近では30度を超える日もあります。
ラウンド時には熱中症対策をしっかりとして、体調に気を付けましょう。
つい最近のラウンドで、他の同伴者の方が陥っていたアドレスでのズレについてお話しします。
これは100切りを目指してる方は確実に陥りやすいミスですので、頭に叩き込んでください。
皆様はアドレスを取る際に、何を、どこを基準にしていますか?
多くの方はボールの飛球線方向にスパット・目印を見つけて、スタンス・足の向きを合わせてるかと思います。
その際に、ちゃんと向きがズレない様に足の向きに集中して、合わせようとしていませんか?
確かにゴルフを始めたばかりの方は、どこに打とうとしてるのか?全くわからないアドレスを取ってる場合があるので、何かを基準にして少しでもズレが出ないようにするべきです。
にもかかわらず、右向いてるよと言われたり、自分がターゲットに対してちゃんと向けてないと指摘されたことが少なからずあると思います。
そこで今回は「きちんと、しっかりと、ちゃんと」アドレスを意識して取っているのに、やっぱりズレてしまう方に向けてやってみてほしいことをお話しします。
それは、スタンス・足の向きを合わせるのではなく、肩と肘のラインをターゲットに合わせる事です。
多くのゴルファーを見ていて感じるのが、ほとんどの方はターゲットに対してアドレスしているのではなく、ボールに対してアドレスをしている様に見えます。
ターゲット基準ではなく、ボール基準でゴルフをやっているゴルファーがとても多いです。
何を言っているのかわからない、ターゲット基準とボール基準の違いがわからない、という方は、レッスン時に詳しくご説明させていただきます。
他の例で考えていただくと、ダーツがわかりやすいかと思います。
ダーツは、ターゲット・的に向けて構え・アドレスを取り、ターゲット・的に集中してダーツを投げるスポーツです。
これをゴルフに置き換えると、違いがわかりやすいかと思います。
簡単に言うと、ボール基準の方は、ターゲットではなく、ダーツを見ながら投げているのと同じです。
これは、キャッチボールの時もそうです。ボールを見ながら、相手に投げる人はいないと思います。
ただ、ゴルフの場合にはボールの途中に道具・クラブがあるので、自分の手で持って投げるダーツやキャッチボールとの違いが出てきます。
この違いが、大きくアドレスがズレる原因となります。
「クラブを体の一部と思って」とか、「クラブと体を同調させて」とか、感覚的な部分でそういった意識が出来る人は、何となくターゲットに向く事が出来る方もいます。
ただ、ほとんどの方は道具・クラブがあることで難しく感じてしまいます。
ですので、まずは自分の体の向き・特に肩の向きをターゲットに合わせることから意識することで、ダーツやキャッチボールのように大きくズレることはなくなります。
ボールとクラブを正しく合わせてから、体・方の向きをターゲットに合わせる様にしていたのを、逆に体・肩の向きをターゲットに合わせてから、ボールとクラブを合わせる様にしてあげるのが、皆様にとっては最良の方法になるかもしれません。
途中から意識を変えるのはとても大変ではありますが、ゴルフのスコアアップ・上達に欠かせない部分なので皆様、取り組んでみて下さい。