2026.06.25

ゴルフ雑学

こんにちは!

店長兼コーチの松下です。

 

快適な室内で年中いつでも練習できるインドアゴルフですが、皆さんは普段何気なく使っている「ゴルフボール」をじっくり見たことはありますか?

​ゴルフボールの表面には、たくさんの小さな「くぼみ」がありますよね。

あれは「ディンプル(Dimple=えくぼ)」と呼ばれるものですが、なぜツルツルの球体ではなく、あえてボコボコにしているのでしょうか?

​今回は、知っているとちょっと自慢できる「ゴルフボールの雑学」をお届けします!

 

​1. もしもボールがツルツルだったら…飛距離はどうなる?

​結論から言うと、もしもディンプルのない「完全にツルツルのボール」をプロゴルファーが打った場合、飛距離は半分以下(100〜120ヤード程度)しか飛ばないと言われています。

​ドライバーでナイスショットしても、ピッチングウェッジ(PW)くらいしか飛ばないなんて、恐ろしいですよね。

 

​2. ディンプルがもたらす2つの科学的効果

​なぜボコボコにすることで、ボールはあんなに遠くまで飛ぶのでしょうか?

理由は大きく分けて2つあります。

① 空気抵抗を減らす(後ろに引っ張られる力を抑える)

​ボールが飛行するとき、前方からは強い空気の抵抗を受けます。

ツルツルのボールだと、ボールの後ろ側に「空気の渦(真空に近い状態)」ができてしまい、ボールを後ろに引っ張るブレーキ(抗力)になってしまいます。

ディンプルがあることで、ボールの表面にあえて小さな空気の乱れを作り、後ろ側の渦を小さくしてブレーキを最小限に抑えることができるのです。

 

​② 揚力を生み出す(浮き上がらせる)

​ゴルフクラブで打たれたボールは、基本的に「バックスピン(後ろ向きの回転)」がかかります。

ディンプルがあるボールがスピンしながら進むと、ボールの上の空気の流れが速くなり、下から押し上げる力(揚力)が生まれます。飛行機が空を飛ぶのと同じ原理(ベルヌーイの定理)で、ボールがグンと高く浮き上がるのです。

 

​💡 おまけ:昔のゴルフボールはツルツルだった!?

​実は、ゴルフが生まれた初期(14〜15世紀頃)に使われていた木製や革製のボールは、ツルツルでした。

​しかし、ゴルファーたちはあることに気づきます。

「新品のツルツルボールより、傷だらけになってボコボコになった古いボールの方がよく飛ぶぞ…?」

​この偶然の発見から、あえて表面に傷(溝)をつけるようになり、現在のハイテクなディンプルへと進化していったのです。プレイヤーの「もっと飛ばしたい!」という執念が生んだ歴史ですね。

 

​まとめ:インドアゴルフで「正しいスピン」を身につけよう!

​ゴルフボールのディンプルは、「バックスピン」がかかることで初めてその真価(揚力)を発揮します。

​いくらディンプルが優秀でも、芯を外して過剰なサイドスピン(スライスやフック)がかかってしまっては、ボールは曲がって失速してしまいます。

​当店のシミュレーターなら、ディンプルが綺麗に機能する「理想のバックスピン量」や「打ち出し角」をデータで1打ごとに確認できます。

「最近、球が上がらなくて飛距離が落ちた」

​「自分のスピン量が適正か知りたい」

​という方は、ぜひ当店でデータをチェックしてみましょう!

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